国民民主党では昨年の令和5年12月に学生部が公認かされ全国でも活発な動きを見せている。

この神奈川県を含む衆議院議員総選挙の比例代表選挙における選挙区の1つである南関東ブロックの各所において、学生部による一斉行動デーが実施され、神奈川県川崎市、そして山梨県甲府市にて街頭活動が行われた。




 国民民主党学生部関東総支部統括部長の江澤氏のマイクを皮切りに、参加メンバーによるマイクリレーが始まった。

若いうちから政治に対して高い関心がある彼らだが、若いにも関わらず非常に鋭い視点を持っていたのが印象的である。

現役の大学生である副代表の佐藤氏は、日本の名目国内総生産(GDP)がドイツに抜かれ4位になり、更に5位には経済成長が著しいインドが控えているので遠からず5位に落ちることが想定されていることを引き合いに出し、主な要因である「生産性の低さ」や「生産年齢人口の減少」の改善をすべきと主張。非正規雇用の正規雇用化や賃金上昇によって生産性を向上させたり、抜本的な子ども・子育て支援で人口減少に歯止めをかけたりしなければ若い世代が安心できる将来はない、と力強く訴えた。






 甲府駅前には一都三県から学生部員が集結、残雪のなか街頭活動を行った。

主催した山梨支部長の伊藤氏は「まだ数の少ない山梨県にも多くの仲間が来てくれて実施でき、改めて仲間がいることの有り難みを感じた。」と語った。