代表選挙に立候補している玉木雄一郎候補と前原誠司候補(届出順)は8月22日、JR横浜駅西口で街頭演説を行った。




 前原候補は「長く続いている今の自民党政権では、賃金が上がらない、少子化対策も成果がない。何より子どもに対して冷たすぎる政治を行っている。子育て、教育については全て国が責任を持つという国が多数ある。日本もそういう国にしたい。日本の教育予算は30年間ほとんど変わらなかった。一人当たりの教育予算を上げれば労働生産性は上がり、潜在成長率が上がることは、統計結果に出ている。それにも関わらず自民党政権は放置してきた。親の所得に関わらず全ての子供に対して教育の機会を与える。ひとり親であろうが所得の少ない家庭の子供だろうが誰もが大学まで行き、やる気のある人には勉強の機会を与える。新たな選択肢を国民に示す。そういう国にしていこう。日本を変えるために私に国民民主党の先頭に立たせてほしい」と訴えた。




 玉木候補は「自民党が過去30年賃金を上げられなかったのは事実。そんなことはみんなわかっている。皆さんが知りたいのは次の答えだ。批判ばかり30年聞いてきた。だから私たちは『つくろう、新しい答え』、『対決より解決』を掲げている。ここに集まった皆さんは古い野党像は求めていないはずだ。反自民非共産、そういう塊ができるのも良い。しかし『反』や『非』などのネガティブな言葉を並べても国民には届かない。学生や非正規の方などをはじめ、今後の生活に不安を抱える人がたくさんいる。彼らが求めているのは具体的な政策ではないか。政局より政策。私たちは国民の皆さんにお預かりしたその声をしっかり国政に届け、実現のため全力で働いて参る。給料が上がる経済を実現しよう。ちゃんと働けば給料が上がる、がんばれば報われる。そんな経済や社会を取り戻そう」と訴えた。





 地方選管立会人として立ち会った所属議員である坂本勝司横浜市会議員は司会も兼務、深作ヘスス第19区総支部長とともに事前の集客などを行った。

当日の様子は以下のリンク先でも画像を公開している。

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 国民民主党の新代表は、9月2日(土)に開催される臨時党大会で選出される。